ハチミツ「アマホロハニー」の生産販売を通して訓練生が得たもの【元子ども兵達が社会復帰するための職業訓練施設「オンズ自立支援センター」】
皆さん、こんにちは。
オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵が自立し、社会復帰できるように
ブルンジ共和国に職業訓練をするオンズ自立支援センターを設立しました。
オンズ自立支援センターでは設立当初から養蜂を行い、
ハチミツを生産し、平和への想いを込めて「アマホロハニー(平和のハチミツ)」と名づけ、
販売をしてきました。
ハチミツの生産販売も数年が経ち、
オンズ自立支援センターで職業訓練を受けた方たちも年々成長し続けています。
オンズ自立支援センターを通して
ハチミツ生産販売で学んだことを訓練生に聞く機会があまりありませんでしたが、
今回訓練生を集め、養蜂のこと、ハチミツ生産販売のこれまでの事を振り返りつつ、
感想や意見を聞きました。
訓練生たちに話を聞いてみると下記のようなコメントをいただきました。
「オンズ自立支援センターができる前と比べると、いまの状況は考えられなかった。
市販で売っているようなハチミツを作れるようになったことはもちろん、
その中でも、質の高いハチミツを作れるようになって自分でもびっくりしている。」
「収入を得られるようになったし、それによって周りの人もハチミツをやりたいと言ってくれた。
それぞれを経験したうえで、改めて養蜂プロジェクトを誇りに思うことができました。」
抜粋したコメントになりますが、
訓練生からは養蜂訓練から経験を積みハチミツの生産販売について
自信を持って話しているように感じ、嬉しく思いました。
また感想や意見を聞いているとアマホロハニーを良くするためのアイディアも出てきました。
ハチミツのラベルについてですが、
「今のラベルも気に入っているけれど、様々な種類の花から蜜を集めてくるから、
もっとラベルに色々な色や種類の花を入れて欲しい。」という話があり、
そのアイディアを取り入れ仮で新ラベルを作成してみました。
写真は左が新ラベル、右が旧ラベルになります。
旧ラベルから新ラベルに変更し、
今後どういった反響が出てくるか新ラベルが完成する前から楽しみです。
自立に向けてやることは山積みですが、彼らが一歩一歩、前に進み成長する事を願い、
今後もオンズはブルンジ共和国に支援を続けていきます。