帰還民・国内避難民への生計向上支援(ブルンジ)
2021年10月22日
皆さん、こんにちは。
オンズはブルンジ共和国にいる元子ども兵が自立し、
社会復帰できるようにオンズ自立支援センターを設立しました。
2019年5月末より、国際移住機関(International Organization for Migration: IOM)らで
帰還民や国内避難民(IDPs)の方々への生計向上支援をしています。
ブルンジには、2015年の政情不安などにより、多くの人々がタンザニアをはじめとする隣国
に難民として流れました。
タンザニアと国境を接するマカンバ県にも、難民は続々と戻ってきていますが、不在の間に
家が壊れていたり、畑の不使用や土地問題によりすぐに作物が収穫できず、帰還時に受け取
った食料援助なども十分でなく、帰還民の生活は困窮しています。
加えて、自然災害や生活困窮などによる国内避難民(IDPs)も多く県内にいます。
彼らは帰還時の支援や住居支援・自然災害の被害防止策だけでなく、リスク下でも安心して
暮らせるよう、農業だけに頼らない定期的な収入を得る手段を必要としています。
そこで、IOMらと帰還民・IDPs・ホストコミュニティを対象にした生計向上支援を行ってお
ります。