オンズグループブログ

オシロイバナを育てています❣(リハトレ専科)

皆さん、こんにちは。
リハビリデイサービス施設「リハトレ専科西戸山公園」です。

利用者さんにいただいたオシロイバナを育てています。
前回のコスモスに続き、オシロイバナについても調べてみました。

オシロイバナは、オシロイバナ科の多年草または一年草です。
南アメリカ原産で江戸時代始めごろに渡来しました。
花が美しいため観賞用に栽培されますが、広く野生化もしています。

茎はよく枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしません。
全体にみずみずしい緑です。
花は赤、黄色、白や絞り模様(同じ株で複数の色のものもある)などで、内、白と黄の絞りは少ないです。
花は夕方開き、芳香があります。
このため和名としてはユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれますが、
この名はアカバナ科のものにも使われているので注意が必要です。

英語ではFour o’clock、中国語では洗澡花(風呂に入る時間から)、煮飯花(夕飯の時間から)などと呼ばれます。
夜間に開き花筒が長いので口吻の長い大型の夜行性鱗翅目でなければ吸蜜は困難です。
日本のオシロイバナでは主にスズメガが吸蜜し、送粉に関わっています。オシロイバナは網状脈です。

花弁はなく、花弁に見えるのはがくで基部は緑色でふくらんでいます。
また花の根元にある緑色のがくのようなものは総苞です。
花が咲き終わった後、がくは基部を残して脱落し果実(種子を1つ含む)ががくの基部に
包まれたまま熟して全体が黒い種子のようになります。
種子には粉状の胚乳があり、これからオシロイバナの名がつきました。
根はいも状になり、暖地では冬に地上部が枯れてもこの地下部が生き残り次の年に根から芽を出します。

オシロイバナ属には観賞用に栽培されるもののほか、アンデス山脈周辺でいもを食用にするものもあります。
根を利尿、関節炎の生薬として処方されます。
また、葉は切り傷、たむしの治療に用いられます。

調べると奥が深いオシロイバナですが、最近やっと花が咲いてきました。

これからも水やりをして大切に育てていきたいです。