「椅子型上肢交互運動器」(リハトレ専科)
2020年11月24日 2021年10月21日
皆さん、こんにちは。
リハビリデイサービス施設「リハトレ専科西戸山公園」のスタッフとして働いています。
本日はリハトレ専科西戸山公園にある機器の紹介をします。
今までもレッグプレスやエアロバイクなど様々なマシンを紹介してきました。
今回紹介する運動する機器は滑車を使い、
腕の上げ下げを繰り返す「椅子型上肢交互運動器」です。
こちらの滑車によるストレッチ運動はとても地味ですが、
繰り返し行う事で、肩甲骨周りの柔軟性を高める効果があります。
肩関節周囲炎によって肩が上がらなくなった方や、
骨折をしてしまい、関節が硬くなった方、
脳梗塞の後遺症で上肢の動きが悪くなった方など、
そういったご相談を受けた場合は積極的に進め、
こちらの滑車によるストレッチ運動を行っていただいています。
使用方法は滑車に繋がっているハンドルを左手と右手それぞれ握り、
片方の腕を下げるにつれ、もう片方の手が引っ張られて上がってきます。
腕が上がりきったら、しばらくその状態をキープし、
次に反対の手を引っ張り上げます。
これを繰り返し行い約3~5分程度行います。
一度行うと分かりますが、こちらの運動は結構キツイです。
簡単な運動になますが地味でキツイため
利用者さんもあまり前のめりにこちらの運動を行わないため、
私達でフォローしつつ、上肢交互運動器によるストレッチ運動を行っています。
本日もフォローしつつ、
利用者さんが最大限体力トレーニングできるようにサポートしていきたいと思います。