オンズグループブログ

若者の協同組合に支援を開始しました【元子ども兵達が社会復帰するための職業訓練施設「オンズ自立支援センター」】

皆さん、こんにちは。

オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵が自立し、社会復帰できるように
ブルンジ共和国に職業訓練をするオンズ自立支援センターを設立しました。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、
ブルンジ事務所の現地職員も一時的に在宅勤務となっていましたが、
新型コロナウィルスとどう付き合い対策していくかが見えてきた事もあり、
徐々に様々な活動を開催し始めています。

ただ空港も閉鎖されいるため、
日本人スタッフは遠隔で現地のフォローを行っていたりします。

そんな活動が徐々に回復する中で、
新しく事業地域で活動している既存の協同組合の支援を開始しました。

なぜ既存の協同組合に支援を開始したかといいますと、
彼らは協同組合を数年前に設立しましたが、
協同組合の組合員は全員若者で、農業や売店経営などを行っています。

ある程度は教育を受けているものの、就職難により仕事が得られず、
皆で力を合わせて収入を得ようと頑張っています。

しかし、資金面での課題などにより十分に活動が出来ていない現状もあったため、
今回支援を行うことにしました。

組合員の収入を向上させるため組合員にヒアリングをしたところ、
パソコンを使った印刷屋を営むための技術訓練や、
養豚など様々な要望が上がりましたが、
今回は養豚訓練の支援をする事となりました。

今回の若者が多い協同組合以外にも、
今まで職業訓練者のビジネスの状況をモニタリングしつつ、
彼らもビジネスがうまく行くように、継続して支援を実施していきます。

ブルンジ共和国では新型コロナウィルス予防対策として、
外出禁止令は発令していませんが、
農作物などの物価は上昇しているため、
国民にとっても厳しい日々は続いています。

何とか彼ら彼女らがビジネスを安定させ、
収入が得られるよう、オンズではできる限りのフォローを
行っていきたいと思います。