オンズグループブログ

オンズ自立支援センターで働く職員パシフィックの紹介【元子ども兵達が社会復帰するための職業訓練施設】

皆さん、こんにちは。

オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵が自立し、社会復帰できるように
ブルンジ共和国に職業訓練をするオンズ自立支援センターを設立しました。

以前の記事でオンズ自立支援センターで働き、
元子ども兵やシングルマザー、
元ストリートチルドレンの子達の職業訓練のサポートしてくれている
認定NPO法人テラ・ルネッサンスの古岡繭さんについてご紹介しました。

オンズ自立支援センターでは吉岡繭さん以外にも
職業訓練のサポートしてくれる職員の方がいます。
今回はそのサポーターについてご紹介します。

本日紹介するのは事務職員のパシフィックさんです。

パシフィックさんは語学がとても堪能で、英語はもちろん、
フランス語、キルンディ語、スワヒリ語、アラビア語など5ヶ国語を話すことができます!

現在はオンズ自立支援センターいる
元子ども兵やシングルマザー、元ストリートチルドレンの職業訓練のサポート以外に
職業訓練を受けた方たちのフォローアップを行っています。

パシフィックさんは日本にも来日したことがあり、
その時も日本語で会話している所を見ると「訳して!」と近寄ってきて、
好奇心と勤勉さが溢れる職員さんです。

パシフィックさんにオンズ自立支援センターの職業訓練を受けた
元子ども兵達の変化ついて話を聞いてみました。

今まで主に紛争被害者の方を対象に、養蜂、窯業、農作物の
一次加工の技術訓練支援を実施し、
その後、生産者協働組合の組織化を行いました。
現在パシフィックさんは、訓練生の自立を促すよう少し距離をおいた状態で
養蜂などの運営を見守ってるそうです。

自立する上で訓練生にはグループで運営するスキルが求められていると言っており、
今まで協力して何かをする事を考えていなかった紛争被害者の方が
協同組合を立ち上げたことで、お互いをフォローすることを考えるようになり始め、
自立に向けとても大きな変化が起こっているとパシフィックさんは話していました。

協働組合では、レンガ・屋根瓦・タイル・陶器を共同で生産したり、
収穫した蜂蜜を皆で相談しパッケージ化して販売したり、
農作物の一次加工所(メイズやキャッサバの粉末)を運営し、
利益の配分を行ったりしています。

技術を得て生産できるようになったら終わりではなく、
商品を販売し、利益を分配し、安定した収入を得られるよう頑張っている姿は
目まぐるしい進歩であり、
「脆弱な人々が脆弱な状況から抜け出すことができると、自分も嬉しくなります。」と
パシフィックさんは話していました。

自立とは自分だけが収入を得る技術を身に付けることではなく、
地域の方との関係を紡ぎ、頼り、頼られるつながりの中で、自分が生活し続けることが
本当の自立だとパシフィックさんは話していました。

今後もオンズ自立支援センターはパシフィックさんや古岡繭さんの助けを借りつつ、
皆でフォローし合いながら元子ども兵達が自立し、社会復帰できるように支援を続けていきます。