皆さん、こんにちは。

オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵が自立し、社会復帰できるように
ブルンジ共和国に職業訓練をするオンズ自立支援センターを設立しました。

オンズ自立支援センターでは、
養蜂、窯業、養豚、農作物の一時加工技術などの職業訓練を行ってきました。

オンズ自立支援センターで職業訓練を終えた第一期の訓練生達は、
自分の力で物事を進めていく「自立力」が職業訓練を始める当初に比べ
見違えるほどに身に付いてきたように感じます。

ただ自立力は芽生えてきましたが、
自分たちで行政や事務処理を自主的に行こなう力「自治の力」は
まだまだ学ぶ必要があります。

そのためオンズ自立支援センターの職業訓練を終えた第一期生たちには、
生産・販売・出荷を協力して行うために「生産者協同組合」の設立し、
その協同組合立ち上げの組織化支援を行っています。

生産者協同組合を設立する事は、
個人ではなく、グループで協力して生産・販売・出荷を行う事ができるようになり、
より安定した収入機会を得られるようになりますし、
病気や自然災害などによるリスクに対するコミュニティの適応能力も強化することができるため、
職業訓練で覚えた事を続けていく上で大きいメリットになります。

また生産者協同組合をきちんと運営する事ができれば、
コストをシェアしてより多くの利益を得られるという経済的なメリットだけでなく、
人々の結束を高めるという社会的なメリットもあります。

生産者協同組合はまだまだ立ち上がったばかりで様々な問題が出てくると思いますが、
彼らが問題をクリアできるように今後もオンズは支援を続けていきます