世界で2番目に貧しい国「ブルンジ共和国」の元子ども兵が社会復帰できるようにオンズ自立支援センターを設立し支援を行っています
2019年10月28日
![](https://onze-holdings.com/wp-content/uploads/2019/10/オンズ自立支援センター_1-e1572238329731.jpg)
皆さん、こんにちは。
オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵の社会復帰を支援するため、「オンズ自立支援センター」を設立しました。
世界で2番目に貧しい国「ブルンジ共和国」とは
ブルンジ共和国はルワンダ・コンゴなどに接する中部アフリカの国で、世界最貧国の1つです。
ベルギーによる植民地下でフツ族とツチ族の民族対立による争いで、
大虐殺(ジェノサイド)の犠牲となり、経済は壊滅しました。
そして1993年から始まった紛争では約30万人の命が失われ、
その紛争には1万4千人もの子ども兵も関わっていました。
ブルンジ共和国の元子ども兵
現在も紛争の影響を受け、元子ども兵や孤児など国民の大多数は
1日1ドル以下で生活する最貧困層に陥っています。
ブルンジ共和国は一人当たりGDPが世界最下位の最貧国(IMF 2015年)です。
また1,000 人中、82 人の子どもが5 歳まで生きられない状況にあります。
彼らの自立・社会復帰は、ブルンジにとって重要な課題となっています。
ブルンジ共和国にオンズ自立支援センターを設立
隣国ルワンダでの民族対立の悲劇は、世界中で注目されましたが、
メディアにほとんど取り上げられていないブルンジ共和国こそ、
オンズは支援が必要だと感じました。
ブルンジ共和国が自立し、元子ども兵が社会復帰できるための一環として、
職業訓練や基礎教育を行う施設「オンズ自立支援センター」を設立しました。
ブルンジ共和国に設立したオンズ自立支援センターでは、
職業訓練としてハチミツの生産を行ったり、レンガや瓦などの窯業、
養豚の訓練、ヘアドレッシングなどの訓練を行い、
社会復帰できるように取り組んでいます。
今後はブログを通して、
オンズ自立支援センターの職業訓練の様子などの活動記録をご紹介していきます。