オンズグループブログ

世界で2番目に貧しい国「ブルンジ共和国」の元子ども兵が社会復帰できるようにオンズ自立支援センターを設立し支援を行っています

皆さん、こんにちは。

オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵の社会復帰を支援するため、「オンズ自立支援センター」を設立しました。

世界で2番目に貧しい国「ブルンジ共和国」とは


ブルンジ共和国はルワンダ・コンゴなどに接する中部アフリカの国で、世界最貧国の1つです。
ベルギーによる植民地下でフツ族とツチ族の民族対立による争いで、
大虐殺(ジェノサイド)の犠牲となり、経済は壊滅しました。

そして1993年から始まった紛争では約30万人の命が失われ、
その紛争には1万4千人もの子ども兵も関わっていました。

 

ブルンジ共和国の元子ども兵


現在も紛争の影響を受け、元子ども兵や孤児など国民の大多数は
1日1ドル以下で生活する最貧困層に陥っています。

ブルンジ共和国は一人当たりGDPが世界最下位の最貧国(IMF 2015年)です。
また1,000 人中、82 人の子どもが5 歳まで生きられない状況にあります。

彼らの自立・社会復帰は、ブルンジにとって重要な課題となっています。

 

ブルンジ共和国にオンズ自立支援センターを設立


隣国ルワンダでの民族対立の悲劇は、世界中で注目されましたが、
メディアにほとんど取り上げられていないブルンジ共和国こそ、
オンズは支援が必要だと感じました。

ブルンジ共和国が自立し、元子ども兵が社会復帰できるための一環として、
職業訓練や基礎教育を行う施設「オンズ自立支援センター」を設立しました。

ブルンジ共和国に設立したオンズ自立支援センターでは、
職業訓練としてハチミツの生産を行ったり、レンガや瓦などの窯業、
養豚の訓練、ヘアドレッシングなどの訓練を行い、
社会復帰できるように取り組んでいます。

今後はブログを通して、
オンズ自立支援センターの職業訓練の様子などの活動記録をご紹介していきます。