オンズグループブログ

元子ども兵達が社会復帰できるためにブルンジ共和国にあるオンズ自立支援センターで働く認定NPO法人テラ・ルネッサンスの古岡繭さん

皆さん、こんにちは。

オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる
元子ども兵が自立し、社会復帰できるようにオンズ自立支援センターを設立しました。

オンズ自立支援センターでは今までご紹介した
養蜂窯業ヘアドレッシング養豚などの職業訓練を行っています。

そのブルンジ共和国にあるオンズ自立支援センターで働き、
元子ども兵やシングルマザー、元ストリートチルドレンの子達の職業訓練のサポートし、
少しでも早くこの子たちが自立できるように日々の生活に向き合ってくださっているのが、
認定NPO法人テラ・ルネッサンスの古岡繭さんです。

古岡さんは現在行っている養蜂などの職業訓練のサポートだけでなく、
事業の立案・進捗・予算管理や報告書の作成をしたり、
事業実施に必要な書類の取得などを行い省庁やその他関係者に掛け合ったりして
元子ども兵たちの彼ら彼女らを陰ながらサポートしてくれています。

吉岡さんがオンズ自立支援センターで元子ども兵たちの職業訓練を現地で確認し、
様々な事をフォローしているからこそ
職業訓練を受けた彼ら彼女らの成長があると感じます。

吉岡さんの日々の仕事は判断や決断をしないといけないことが多く、
吉岡さんが判断の指針にしている事があるそうです。

それは「自分たちの行動・活動が将来的に、
どのようにブルンジ共和国の方たちに良い影響を与えられるか」を考えているそうです。

例えば「援助」に慣れてしまっている元子ども兵の方からは、
「〇〇を下さい」と言われることが日常的にあります。
そんな時、すぐ簡単に要求されたものを渡してしまうと、
それが常習的になり、「自立と自治」の達成から遠ざかってしまいます。

そのような時、吉岡さんは厳しいかもしれませんが、
状況を見て援助を断り、彼らの自助努力を促したりするそうです。
その方が、彼ら彼女らの将来にとって良いと吉岡さんは信じているからです。

状況によっては援助する場合もあるため、
自助努力を促す事は簡単な事ではありません。

そういった吉岡さんの努力があるからこそ、
ブルンジ共和国にあるオンズ自立支援センターの職業訓練を受けた子達は
徐々に自立していくんだなと感じます。

今後も彼ら彼女らが最貧国を脱する事ができるように
オンズはブルンジ共和国への支援を続けていきます。