継続的な収入源を増やすため養豚ビジネスを開始しました!【元子ども兵達が社会復帰できるためにブルンジ共和国にあるオンズ自立支援センターの活動】
皆さん、こんにちは。
オンズは世界で2番目に貧しい国といわれているブルンジ共和国にいる元子ども兵が
自立し、社会復帰できるようにブルンジ共和国に設立した
オンズ自立支援センターで養蜂や窯業など様々な事業の職業訓練を行っています。
今回は新しく職業訓練として開始した養豚についてお伝えします。
オンズ自立支援センターでは、
養豚訓練を始めるに辺り訓練生たちで豚の畜舎を建設しました。
皆で協力し、資材などを集め立派な畜舎を作る事ができました。
豚の畜舎が完成し、いよいよ豚を育てていくのですが、
養豚の職業訓練では、ただ豚を与え育てるのではなく、
在来種の豚の飼育方法や繁殖方法のフォローアップを行い、
継続的に自立支援対象者が収入源を増やすことが出来るように支援を行います。
養豚の経験者や
オンズ自立支援センターの駐在員として働いている
認定NPO法人テラ・ルネッサンスの古岡繭さんがフォローする事で、
始めは全くできなかった豚の飼育も徐々にできるようになり、
現在では個人個人で数匹の豚を飼育できるようになりました。
訓練生によっては子豚が産まれたりもしており、
訓練を始める前に比べ、
それぞれが主体的に自分たちの豚を大切に育てるようになってきました。
始めの状況を考えると大きな進歩だと感じます。
養豚ビジネスも軌道に乗れば養蜂や窯業、ヘアドレッシングなどと同じく
定期的な収入が見込めます。
今後は大きくなった豚を食用に販売するのか、
生まれた子ブタを養豚用に販売するのか、収入を得る選択肢は様々です。
まだまだ手探りな部分も多い養豚ビジネスですが、
訓練生たちが養豚の訓練に関わったことにより、
安定的な生活ができる事を願っています。
養豚ビジネスの今後の展開も楽しみです。
彼ら彼女らが最貧国を脱する事ができるようにオンズは支援を続けていきます。